疑う 「……そんなわけないだろ。君が、僕のことを好きだなんて」 にべもなく振られたのだと気づくまでに少しかかった。彼はいつもの涼しげな笑みでそんな言葉を放つと、何もなかったようにカップに口をつける。 2023-01-302019~ 一日一文企画 文章P5,明←主