そこに涙がありませんように さむい、とマヤが呟いた。ので仕方なくコートを被せてやると、彼女はありがとうと屈託なく笑った。 「面白いな、お前らのやりとりは」 キリシマの声がしたので振り向く。 2022-08-06~2016 文章~2016,キリシマ,ハルナ,マヤ,蒼き鋼