いつかこの足で歩み寄る 「め、迷惑です、よね」 そう云いながら彼女はいつもの調子で、おずおずとコロッケサンドを僕に差し出した。迷惑も何も、何だこれは、と思う。差し出しているのだから、くれるのだというのは解るけれど。 2022-07-31~2012 文章~2012,アクエリEVOL,ジンユノ