2016年までに書いたもの
そこに涙がありませんように
変わらない笑顔を添えて
迫る明日がもっと鮮やかであるように
いつかあなたに触れるから
やがて世界を満たすでしょう
少しでいいから見ていたいと思ったのだ
どうせなら命をかけて
痛みにならなければいい
伏せた瞼に口づけを
どうしたって永遠なのだから
同じ道を歩んだ僕らだから
沈む今日のメカニズム
その温もりに眩暈がするの
それ以上の幸福がありましょうか
意味なんてないキスをしよう
眠くなるまでに
思えば、意味もない
気づかないふり
complex
構ってください
涙と彼
きみの静かな鼓動はこんなにも愛しい
触れあうことには意味がある
いまは見えないもの
どこまでも想いは同じものらしいが
愛のかたちは
広がる青と
ひとりでは寂しい生き物だから
平行線を辿る僕ら
人工的な温もりに
不安定なやくそく
その理由
きっと、ずっと前から
凭れる
その白はまるで
おとなとこども